初詣はいつからいつまでに参るの?その他参拝の仕方など紹介!

初詣

初詣とは

初詣とは年が明けて初めて社寺にお参りすることを言います。
初詣は、古くは年籠りといって、大晦日から朝にかけて氏神の社に籠もる風習に由来します。
これは、一日の境が夕方にあると考えられていたため、今で言う大晦日の夜の食事が年取膳であり、それを食べることによって年齢をひとつ重ねたと考えました。
そして年取の食事の後、一家の主人が氏神様の神社に行き、寝ないで籠もる習わしがありました。
これが初詣の最初と考えられ、やがて夜中の午前12時をもって一日の区切りとするようになってから、現在のように大晦日の12時過ぎから元旦にかけて神社に参拝する習慣を生んだのであろうと考えられます。
かつては大晦日の夜に産土(うぶすな)神(生まれた土地の神)や住んでいる場所の氏神様に参るの古い形ですが、現在では有名な社寺に出向くことが多くなっています。

管理人の私が住む和歌山市で有名な神社と言えば和歌山市加太にある人形供養で有名な淡島神社です。
写真上から鳥居、神殿、後、御利益である安産子授けや婦人病など、無事子宝に恵まれたご婦人たちが奉納した絵馬や下着がある末社。
初詣 いつから いつまで
初詣 いつから いつまで
初詣 いつから いつまで
初詣 いつから いつまで
加太淡島神社の詳細はこちら

初詣はいつからいつまでに行くの?

お参りは元旦に限らず七日の松の内までに行くのが良いとされます。
元旦の朝、一家揃って祝い膳をいただきそのあと初詣に出かけるのが一般的です。

初詣 いつから いつまで

松の内は地域によって異なります。

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参拝の仕方

参拝の仕方は、神社ならまず手水舎(ちょうずや)にある柄杓を使い、左手、右手を洗った後、その水で口をすすぎ洗い清めます。
神殿の前では、お賽銭を納め、鈴を鳴らし二排二拍手一排をします。
初詣 いつから いつまで
初詣の際にいただいた破魔矢やお札は、神棚や鴨居などの高い位置に飾ります。
そして、翌年の正月にそれらを持参して返納し、お焚(た)き上げ(焼却)してもらいます。

神社に参拝するとなぜ「柏手」を打つ?

神社で参るときなんとなくパンパンと手をうって拝礼します。
これは、大昔の日本人の生活習慣からきています。
中国の歴史書で、有名なヒミコの話を載せています。
「魏志倭人伝(ぎしわじんでん)」には、「倭人=日本人」は、偉い人に会ったときは手を打つ」と書かれています。
つまり、現代の握手などと同じように、人と会うと柏手を打ったらしいのです。
この柏手は「魂振(たまふり)」といわれ、立てる音で神様を招き寄せて、お互いの魂を振り動かすという神がかりの祝福の方法でした。
このことから現在のような参拝に柏手を打つ風習が生まれたのです。

なお、柏手の打ち方は、普通「二排二拍手一排」。
2度礼をし、パンパンと2度手を打ち、最後に一礼します。

七五三の参拝は、これと少し違って、「二排二拍手祈願」そして「二排二拍手一排」で終わります。
また、出雲大社など、柏手は2回でなく、4回打つところもあります。

最後に

結局、初詣は、元旦から松の内までにお参りすれば良いと言うことがおわかりいただけたと思います?
簡単ではありましたが、これで初詣はいつからいつまでについては終了です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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