脳梗塞を予防する食べ物は何?私脳梗塞で入院治療しました食事編

健康

脳梗塞のため、まとまりのない文章になっているかと思いますが、それでもよろしければ、脳梗塞は怖い病気ですので、是非読んでくださいね。
そしてこれが参考になれば幸いです。
1記事にしてしまうと、とても長くなってしまいますので、こちらの食事編、発症編入院編の3回に分けて紹介しています。

脳梗塞で入院中の食事は、入院編でもご紹介したとおり、糖尿病患者さん用の献立でした。
なので、たくあんなど漬物が出ないなと淋しく思ってました。
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塩分が多いからですね。
脳梗塞は、糖尿病の方が起こしやすい病気です。
発症編や入院編でも書いていると思いますが、脳梗塞だと、糖尿病も疑われます。
糖尿病食は、塩分が控えめになっています。
塩分が多い食事を続けると、高血圧を引き起こしやすくなります。
高血圧もまた、脳梗塞になりやすい病気です。

糖尿病の場合、糖質の量を厳しく管理された献立が出されます。
なので、慣れるまで大変ですが、ダイエットも同時に行えます。
あのライザップも糖質制限+筋トレのダイエットなんですよね。
私の場合、入院約3ヶ月半で12kg減量できました。
さすがにあれだけの筋トレはできませんので、筋トレも加えたら何キロ痩せたんだろうと思います。

退院前に、病院の管理栄養士さんから、栄養指導がありました。
これも覚えていることを紹介していきますので、多少間違っていることもあるかも知れませんが、基本的なことは合っていると思います。

糖質とそのリスク

糖質を摂り過ぎると脂肪が蓄積されて肥満が懸念されますが、加齢や免疫力低下にともなう歯周病、脳梗塞、感染症、がんなど、様々な病気の原因であるともいわれています。
リスクを理解し健康管理に役立ててください。

糖質とは?

食べたいものが日常的に手にできる現代の食生活。
日本をはじめとする先進国では、豊かな社会である一方で飽食の社会であり、スナック菓子や血糖値を上げると考えられている穀類(白いパンや白米、ピザ、パスタなど)、甘いスイーツや飲物など、昔と比較すると精製された糖質を多く含む食物は非常に身近で手に入れやすいです。

脳梗塞 予防 食べ物 食事 糖質制限そして、意外なところでは調味料にも多量の糖質が含まれており、外食や中食が増えた分、目には見えないところで糖質を多量に摂取しているケースもあります。
食事によって血糖値がアップすると、すい臓からインスリンが分泌され、血液中のブドウ糖は肝臓や筋肉へと貯蔵されます。
しかし、肝臓と筋肉に蓄えられる量は少量なので、残りは体脂肪として蓄積されます。
こうして血糖値が下がり、私たちの体はインスリンの働きによって血液中のブドウ糖量が一定に保たれます。
血糖値上昇に影響している栄養素は、「糖質」のみです。

糖質の過剰摂取がもたらすリスク

1.糖尿病
2.睡眠時無呼吸症候群
3.脂肪肝
4.すい炎
5.痛風
6.関節障害
7.がん
8.動脈硬化
9.血栓血流障害など・・・
糖質制限は、食後の血糖値の急上昇を避けることができ、肥満や生活習慣病を予防し、五大疾病(がん、心臓病、脳卒中、糖尿病、精神疾患)のリスクを大幅に下げることにつながります。

極端な糖質制限は禁物

だからといって、栄養不足に繋がるような誤った糖質制限は止めなくてはいけません。毎食ごとの量の目安や、糖質の多い食材などを覚えておきたいですね。

●私たちの体に大切な栄養素

主に体を作るもとになる食品 主にエネルギーのもとになる食品 主に体の調子を整えるもとになる食品
肉類、魚貝類、卵、大豆(豆腐・納豆)、わかめ、海苔、チーズ、牛乳 ご飯、パン、餅、うどん、芋類、砂糖 野菜類、きのこ類、果物

正しい糖質制限のためには、私達の体がどのような栄養素からできているのか知ることが重要になります。
は主に体の材料となるもとをつくるもの。
肉、魚、卵、大豆製品など、主にタンパク質が多く、爪や髪の毛、血液や筋肉になります。
は主にエネルギーのもとになるもの。
米、パン、いも類、油などで主に炭水化物を含みます。
」は主に体の調子を整えるもの。野菜や海藻・きのこ類など、ビタミン・ミネラルを多く含む食品です。
この3つの色の食品群をバランス良く摂取することが、私達の体にとって重要です。

●正しい知識の元に実践することが重要
早く成果をあげたいと焦るあまり、過激な糖質制限をすることでエネルギーと栄養不足を起こしてしまう方が多いと聞きます。
今までの食事から、ただ炭水化物だけをカットすると、体は栄養不足の状態に陥ります。
栄養が足りないと代謝の低下するので、脂肪がエネルギーとして消費されづらくなり、人はむしろ太ってしまいます。
糖質制限は、糖質の代わりに体が必要とするものをしっかりと食べることが基本です。
肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく質や脂質、野菜・きのこ・海藻類のビタミン、ミネラルはしっかり摂取しましょう。
糖質量を減らす代わりに、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルを摂ることを忘れてしまうと、フラフラしたり、健康に悪影響をもたらしてしまうこともあります。
管理栄養士さんから、「とにかく肉類と、野菜、きのこは毎日食べてください。」と言われました。
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画像はイメージです。
このような献立を考えたりするのは、大変だと思います。
しかし、現在では、管理栄養士さん監修の弁当で自宅で簡単に食事管理ができる糖尿病などの方の食事制限におすすめの宅配弁当の宅配サービスがあります
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●糖質の量は?主食は握りこぶし1個分が目安
脳梗塞 予防 食べ物 食事 糖質制限握りこぶし1個分はご飯ならだいたい100gで糖質約37g。
通常の一膳は約150gですから、普段の量よりも心なし少なめの量です。
コンビニのおにぎり1個の糖質が約40gですので、おにぎり1個までではOKと覚えておくと良いです。
ちなみに食パンなら8枚切り3分の2枚程度です。
パスタだと約100g。通常1食分が約250gなので半分弱の量です。
「1回の食事につき、自分のにぎりこぶし1個分」が目安ですが、ご飯だけでなく、パスタ、うどんなどの麺類も握りこぶし1個分が目安です。
血糖値をゆるやかに上げるためには、玄米や雑穀米、大麦、もち麦やこれらをご飯に混ぜて炊いたり、全粒粉のパスタ、全粒粉やライ麦のパンを取り入れるなども良いでしょう。

バランスのとれた食生活を心がける

糖質制限の実行には糖質以外の栄養素であるたんぱく質、脂質、ビタミン・ミネラル、食物繊維などをバランス良く摂り入れる食生活が大変大切です。

たんぱく質をしっかり摂る

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2015年版)では、1日に摂取するたんぱく質は成人男性で60g、女性で50gが推奨量とされています。
これ量はどのくらいなのかと言いますと、およそ肉・魚の100gで約20gがたんぱく質量です。
日本人の食事摂取基準(2015年版)厚生労働省
ですので成人男性で約300g、女性で約250gになります。
肉・魚の100gは手掌の1枚分とのことです。
たんぱく質は3食平均して、一日を通して満遍なく摂取するのが望ましいですので、1日3食手掌サイズ1枚分を目安に毎日摂るようにと指導がありました。

ビタミン・ミネラル、食物繊維を摂る

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2015年版)で、食物繊維については女性18g以上、男性20g以上(ともに18~69歳の場合)を1日の目標量として設定されています。
野菜には、ダイエットや生活習慣病予防に必要不可欠な栄養素が豊富に含まれています。
ビタミン・ミネラルは補酵素(ほこうそ)となり代謝を助け、食物繊維は血糖値の上昇や、脂肪の吸収を抑制してくれます。
しかし残念なことに日本人の大半は野菜不足です。
1日350g以上の野菜の摂取(ほうれん草などの色の濃い緑黄色野菜120g、レタスなどの淡色野菜・海藻・きのこ類230g)を目標に。
生野菜なら手掌2枚分、温野菜なら手掌1枚分に山盛りのる量を目安にします。
毎食手掌サイズ1枚のたんぱく質を摂ったら、手掌1枚以上に山盛りのる量の野菜・海藻・きのこ類を摂取しましょう。
しかし、これだけの量を毎日摂取するのは大変です。
やもめ暮らしの私は、野菜不足を認識していましたので、2015年6月頃から201612月頃まで日本盛の植物生まれの酵素というサプリメントを飲んでいました。
しかし、ある事情があり(プライベートなことなので内緒です)、止めざるを得なくなりました。
飲んでいる間は、毎日がスッキリで、快調(腸)でした。
ということで、止めてしまった約半年後に脳梗塞を発症してしまったということになります。
このことで、野菜を摂ることが大事と言うことが分かりました。
現在脳梗塞の再発予防のため、再度申し込みをしようかと思っているところです(します!)。

腸内環境を整えて健康維持

腸は毎日摂取した栄養を吸収してくれる大事な臓器です。
細菌やウイルスなど害のあるものは排除し、健康を守る働きもあります。
私達の腸内に住む「腸内細菌」は人間の健康と密接に関係し、腸内環境によって健康状態が大きく影響されることも明確にされてきています。
加齢とともに悪玉菌割り合いが増してきますが、飲酒やストレス、偏った食生活により善玉菌が減り悪玉菌が増加しますので、若い方も留意が必要です。
小腸で吸収されなかった難消化性糖質や野菜に多く含まれる食物繊維は腸内細菌の大好物。
野菜をしっかり食べて、善玉菌といわれるビフィズス菌などの腸内細菌を増やし、腸内環境を整えることは生活習慣病予防につながります。
これも植物生まれの酵素が手軽ですし、腸内環境を整えるのに役立つかと思います。
植物生まれの酵素を飲んでいる間は、毎日便通があり、便の色も黄色というか黄金色でとても健康的な色でした。
うんちの色で健康状態がわかる?うんちしたら必ずチェックしよう!
この植物生まれの酵素を2016年12月頃から止めざるを得ない状況になり、めて約半年後にまさか脳梗塞を発症するとは思いもよりませんでした。
これは、1月20日に放送された健康カプセル!ゲンキの時間を見て、なるほどと納得しました。

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今すぐできる健康習慣

1.食事編
食事を抜くというような無茶な食生活はせず、ゆるやかに血糖値が上がる食習慣を留意してください。
朝食をきちんと食べましょう
朝食を抜いて空腹状態が続くと、次の食事で血糖値が急上昇します。
すると体は脂肪を体に溜めこもうとしますので、食事は毎日3食規則正しく食べましょう。
また夜に炭水化物を多く摂ると、糖質が脂肪として蓄積されやすいので、絶対に避けるようにしましょう。
飲み会の〆のラーメンは・・・ですね(笑)

良く噛んで食べましょう
よく噛むことで、脳が満腹感のサインを出し、食べ過ぎ防止の効果があります。
一口30回を目標に食事をしましょう。
これで、ダイエットも可能ですよ。

食べる順番に気をつける
血糖値の上昇をゆるやかにするためには食物繊維の活用が大切な点です。
野菜→海藻→肉・魚→ご飯といった順番で食べると、最初にご飯を食べるより太りにくくなると言われています。

2.行動編
食後ちょこちょこ動く
体を動かすことで、胃腸に集まった血液を体全体に回すようにすると、胃腸の動きが弱くなって吸収がゆるやかになります。

食器洗いや、拭き掃除など日常生活でも体を動かして、食事したら動くことが大切です。

朝食後は駅まで歩く、ちょっと散歩に出かける、また、昼食後は、エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使うというのも良いですね。

ウォーキングなどの手軽な有酸素運動は、脂肪燃焼に加えて運動によって食事から摂取した糖質がエネルギーに変換され、血糖値を下げることにつながります。
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・視線は遠くにあごは引く
・胸を張る
・背筋を伸ばす
・腕は前後に大きく振る
・前に出す脚は伸ばす
・かかとから着地
・歩幅はできるだけ広くとる
正しいフォームで歩くと、より効果がアップします。
間違ったフォームで歩くと、体に負担をかけてしまいます

雨の日など、外に出られないときは、腕を大きく振って、室内を歩き回るか、その場足踏みをしても良いですよ。狭く歩きにくいならその場足踏みでもOK!これならテレビを見ながらでもできます。
<<<発症編 入院編>>>

最後に

食生活はもちろん日常生活のうえでも、ちょっとした工夫や気持ちの持ち方で、体に嬉しい効果をもたらすことができます。
トラブルを抱えてから、いきなり日常生活を変えていくのはなかなか難しいことですので、元気な今のうちに、できることから健康管理をはじめてみませんか。
私のように後から後悔しないようにしてください。
後遺症を抱えながら生活するのは辛いです。
それを支えてくれるご家族も辛いでしょう。
発症編の脳梗塞になりやすい人の項目をもう一度読み返してみてください。
当てはまる項目はないでしょうか?
長文大変失礼致しました。
それでは、最後までありがとうございました。

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