お歳暮やお中元は誰に贈るものなの?贈る際のマナーは?

お歳暮

お歳暮やお中元は誰が誰に贈るものなのでしょうか?
お歳暮もお中元も贈答の代名詞とも言われる日本独特の習慣です。
日頃お世話になっている人に、感謝の気持ちを込めて贈ります。

結婚すると、独身時代は気にしていなかった気遣いが急に増えるものです。
互いの実家や親戚、仲人さんなど贈り先が増えてきます。

お中元

お中元については下記をご覧ください<(_ _)>
お中元の時期はいつ?これであなたも安心!お中元のマナー

お歳暮

お歳暮 お中元 誰に
お歳暮は、「歳暮」が文字どおり年の暮れであるところから、一年の締めくくりとして、仕事上、あるいは社会生活全般にわたってお世話になっている人、などに一年間お世話になったことへの感謝と、来年も変わらぬお付き合いを願う気持ちを込めて贈るものです。
本来は、米、魚、餅などの収穫物を贈ったと言われ、贈る時期も「事始め」の12月13日からだったようです。
正月事始めは下記から
正月事始めはいつ?すす払い?松迎え?その意味とは?他行事など

事始めは主に関西で行われている行事で、この日から正月準備に取りかかる日であり、この1年の締めくくりとして日頃お世話になっている人にお礼に伺います。
その際、正月に役立つ品を持って行ったことからお歳暮が始まったとも言われています。

お歳暮を贈る時期

贈る時期は、遅すぎても早すぎてもいけません。
12月初旬から12月25日くらいまでに。
正月用食品なら28日頃でもかまいません。
お歳暮の時期を逸してしまいそうなら、クリスマスプレゼントにするか「御年賀」にする方法もあります。

お歳暮やお中元は誰に贈る?

お歳暮・お中元と共に感謝の気持ちを込めて贈る場合と、季節のご挨拶として親しい人に贈る場合があります。
その範囲は親や親戚、仲人、恩師、上司、稽古事の先生、主治医、取引先等です。

お中元については下記から
お中元の時期はいつ?これであなたも安心!お中元のマナー

お世話になった人に贈るものは、本来は、相手の意向を伺った上でお宅に訪問して挨拶と共に差し出すのがマナーです。
諸般の事情でデパートなどに託す場合は、贈る心を伝えるために挨拶状を添えるなどの気配りも忘れないようにします。

また、お歳暮もお中元も、一度贈ったら相手との関係が変わらない限り、毎年贈るのがしきたりです。
今回1回限りという場合には、のし紙の上書きを「感謝」「御礼」などにし、必ずカードを添えて「○○の件ではおせわになりました」などのメッセージを添えれば、相手にも伝わります。
お歳暮かお中元かどちらかひとつにしたいときは、一年の締めくくりであるお歳暮にします。

贈る相手が喪中の場合は、贈って良いものかどうか迷いますが、日頃お世話になっていることへの感謝の気持ちなので贈ってもかまいません。
ただし、派手な包み方をするのは避けます。
こちらが喪中(忌中)の場合は贈り物は控えましょう。

お歳暮を年内に贈れなかったときは?

お歳暮が年内に届けられない場合は「御年賀」として贈り、「御年賀」にも間に合わなかったら「寒中見舞い」として、松の内(一般的には1月7日)が過ぎてから立春(2月4日頃)までの間に贈ると良いでしょう。

最後に

12月は何かと慌ただしい時期でもあります。
お歳暮の贈り物は、比較的余裕のあるときに前もって考えておきましょう。

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