みかんの栄養と効果を紹介!がん予防と免疫力強化に摂りたい果物!

みかん

一般的にみかんと呼ばれている品種は、温州(うんしゅう)みかんです。
早生やハウスみかんもあり、ほぼ一年中食べられます。
中国のみかんの産地温州地方にちなんで名付けられました。

みかん 栄養 効果

温州みかんは皮が柔らかく、手でむくことができるため、アメリカでは、テレビを観ながら食べられることから「テレビオレンジ」と呼ばれています。

みかんといえば、和歌山の有田(ありだ)みかん、愛媛の愛媛みかんが有名ですが、今回は、そのみかんの栄養と効果を紹介したいと思います。

動画は、「和歌山むき」を紹介しているものです。
有田みかんは皮が薄いので、このようなむき方ができます。
私は和歌山市在住ですが、両親が九州(福岡・佐賀)出身のため、この和歌山(正しくは有田むきが)むきを知ったのはここ数年前です。
私は左手が不自由ですので、有田むきの出来映えは悪いですけど、普通にむくより早くむけます。

和歌山むき
正:有田むき
「有田むき選手権 Instagramキャンペーン」というのを発見して間違いと気付きました。
詳しくは⇒ キャンペーンサイトページ URL:https://aridamuki.jp/
10/26訂正致しました<(_ _)>

みかん 栄養 効果
有田みかんを購入する機会があったら、是非お試しを^^

私が住む町では、10月に入ると、画像のように近所で、有田みかんと柿の無人販売が始まります。
あまり知られてはいませんが、和歌山はみかんをはじめ、柿、梅、八朔の収穫量は日本一なんです。
柿の栄養と効果を柿のリンク先で紹介しています。
柿の栄養と効果とは?日本で最も体に良い果物!


みかん 栄養 効果

無人販売では、小ぶりなみかんがビニールに10個ほど入って100円で販売されています(ありがたい)。
なので、冬には毎日3~4個食べています。
おかげさまで毎冬風邪知らずです。

みかんの袋と筋は栄養満点!

みかんの袋はあまり食べない方もいらっしゃるようですが、積極的食べていただきたいです。
みかんの袋には食物繊維のペクチンが存在するからです。
ペクチンは便秘予防と血液中のコレステロールを下げる効果が期待できます。

みかんの皮をむいたとき、袋についた白い筋をご丁寧に取り除く人がいますが、
それはもったいないです。
なぜかと言いますと、白い筋は免疫機能を強くする効果があるビタミンPが豊富に含んでいるからで、ですから余すことなく食べたいものですね。

みかんの主な栄養分析表

エネルギー(Kcal) 炭水化物(g) カリウム βカロテン(ug) ビタミンC
46Kcal 12.0g 150mg 0.3ug 32mg

温州みかん/可食部(100g中)

色素には脳卒中の予防効果がある!

みかんを3~4個食べると、1日のビタミンC100mgに相当します。
風邪を引きやすい時期に重要な補給源になります。
特徴はビタミンCの吸収を助けるビタミンPを一緒に併せ持ちます。
冬にコタツに入りテレビなどをを見ながらみかんを食べる方もいらっしゃるでしょう。
コタツの上にみかんを置いているイラストなど良く見ますよね。
これでコタツにみかんという意味がわかりますね。

注目は色素の一種、β-クリプトキサンチン。
抗酸化作用があり、ガン予防や脳卒中、心臓病の予防に適しています。

みかんを普段たくさん食べている人に、糖尿病や心臓病、高血圧などの生活習慣病にかかっている人が少なく、研究によってみかんに生活習慣病に対する予防効果があることが分かっています。
また、
骨粗しょう症のリスクも低下することも分かっています。
名医のTHE太鼓判!冬の不調むくみ・めまい・骨粗しょう症撃退!

みかんを食べ過ぎると太る?

以上のように、みかんにはがんの予防や生活習慣病を防ぐ効果があるのに、消費の伸びが頭打ち状態なんだそうです。
その原因のひとつに「みかんを食べ過ぎると肥満や糖尿病につながるのでは」という先入観を持っている人が多いからだと思われます。

研究によると、みかんの糖分は100gあたり10gです。
ショートケーキ100g中には、糖分48.3g、糖質13.2gも含まれており、みかんのカロリーは1個(100g)は、ケーキの約10分の1の46kcalです。

すっぱいみかんを甘くする方法

みかんの皮をむかずに50回ぐらいしっかりモミモミしてください。
もんでから、1~2日後に食べてください。
みかんの酸は、もんでから24時間ほど経つと分離が始まります。
この変化は1~2日続き、時間が経つほど酸が減って甘く感じるようになります。
ただし、みかんをもむと傷みは早くなります
酸には菌の繁殖を抑える働きがあるので、酸が減る分傷みやすくなります。
ですから、もんだみかんは1~2日以内に食べるようにしてください。

みかんの皮の栄養に発がん抑制効果のある物質が豊富

みかんの皮に含まれる、β-クリプトキサンチンは、発がん抑制効果があることが分かっています。
摂り方は、みかんの皮を天日干しし、乾燥させたものを「陳皮(ちんぴ)と呼びます。
陳皮は、漢方薬の材料にも使われており、身近なところでは七味唐辛子に入っています。
乾燥した皮を粉末にし、みかん茶として飲むと、胃もたれに良く、生姜を入れると、風邪の咳止めにもなります。

陳皮の作り方

1.みかんの皮のにはワックスがけしたものもありますし、また、農薬もついていますので、皮をむく前にお湯で表面をよく洗い汚れを落とします。
2.むいたみかんの皮をベランダなどの日があたる場所でざるに重ならないように広げて、天日干しにします。
寒い夜は、取り込み、カラカラになるまで約一週間程度干せば完成です。
最初の量と比べ、20~30%の皮の量を目安にします。
皮は1㎝角くらいに刻んで使いやすいようにしておきます。

4.薬味やお茶で使うときはミキサーで粉末にします。
保存は乾燥した清潔なガラス瓶などの容器で保管します。
保存は冷暗所で、湿気を吸いやすいので気を付けてください。
食品に入っている乾燥剤をいれておくと良いでしょう。

陳皮の効果

陳皮には胃もたれ、嘔吐、消化促進、食欲増進、風邪によるのどの痛み、せき、冷え性、肩こり、腰痛の改善などにも効果があると考えられています。

入浴剤
みかんの皮には精油が含まれており、その中にリモネンという成分が含まれています。
このリモネンに身体を温める効果があります。
陳皮をお風呂に入浴剤のように入れて入浴すると、リモネンが溶け出して、肌を通じて毛細血管を広げてくれるので、身体が温まります。
これからの寒い季節に重宝しますよ。

●陳皮茶

急須に乾燥させた陳皮の粉末を約3g(小さじ1杯)を入れ、乾燥させた陳皮を入れてお湯を注ぎ4~5分蒸らしすだけで、香り爽やかなみかん茶ができます。
お好みではちみつを入れて飲むと美味しいです。
他の漢方薬と違い、煮出す手間がないので手軽に飲めますし、ノンカフェインなので、お子さんからお年寄りまで幅広く飲めるので、おすすめですよ。

体の巡りが良くなることで、冷え性やダイエットサポートにも適しています。
また、むくみが気になる方にもおすすめです。

 

最後に

みかんの栄養と効果について紹介してみました。

最後にみかんの効果をまとめておきます。

1.がん予防効果
2.生活習慣病予防効果
3.風邪予防
3.みかんの皮(陳皮)は、咳止め、健胃薬、ダイエットサポート、冷え性、むくみ改善

などみかんは素晴らしい果物ですね。
おやつにスナック菓子や甘味などを食べるより、これを機会にみかんを積極的に食べてくださいね。
もちろん和歌山有田みかんを^^;

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