キウイの栄養と効果!ビタミンCたっぷりで美肌に!長期保存も可!

キウイフルーツ

飛べない鳥のフルーツ

キウイは、2000万年前の地層から化石が発見されたほど、古いフルーツです。
ニュージーランドの国鳥で絶滅が心配されている飛べない鳥「キウイ」の姿に似ていることから、名付けられました。
でも、原産は中国揚子江沿岸だとか。
20世紀初め、ニュージーランドで本格的な育成が始まり、世界中に広まりました。

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日本には1960年代に輸入されました。
みかんの転換作物としてさかんに作られるようになり、国内生産量が急増。
近年では年間約4万トンが生産されており、愛媛県約1万400トン、福岡県約6800トン、和歌山県約4200トンなどとなっており、高品質の新品種も出始めています。
またキウイは、マタタビ科に属しますので、猫やライオンは喜ぶこと間違いなし?(笑)

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たっぷりのビタミンCで美肌づくり

キウイフルーツは程よい酸味のある甘さが人気のフルーツです。
栄養価では、ビタミンC、E、食物繊維、カリウムが豊富に含まれ、特にビタミンCは、100g中69mgが含まれており、美肌づくりや風邪予防、便秘や免疫力低下の解消、、高血圧予防などの効果が期待できます。

特に1個あたりのビタミンCはレモンより多く、1個食べるだけで、1日のビタミンC必要量の7割が摂取できます。
そして、ビタミンEとの相乗効果でより強力な抗酸化力を発揮します。

ビタミンCは熱に弱いですが、キウイフルーツは生食できるのでしっかり吸収できます。
シミ、ソバカス、シワ、たるみ、紫外線対策にも効果的。
ほかにビタミンE、カリウム、カルシウム、食物繊維が豊富で、女性に嬉しい健康効果も期待できます。

また、たんぱく質分解酵素アクチニジンを含むので、肉や魚料理と食べると消化が促進されます。

免疫力アップと疲労回復

ブドウ糖と果糖が多く、エネルギー源となるほか、クエン酸とリンゴ酸は疲労回復に。
ペクチン、カリウム、クエン酸の相乗効果で動脈硬化や高血圧の予防にも。
たんぱく質分解酵素アクチニジンは皮の部分に多く含まれるので、むいた皮を硬い肉にのせて下味をつければ、硬かった肉がうそみたいにやわらかく、風味を増し
ますし、胃もたれも防ぎます。

キウイフルーツの栄養分析表(可食部100gあたり)
エネルギー:53Kcal
炭水化物:13.5g
カリウム:290mg
カルシウム:33mg
マグネシウム:13mg
リン:32mg
鉄:0.3mg
銀:0.11mg
ビタミンA・βカロテン:66ug
ビタミンB6:0.12mg
ビタミンE:1.3mg
ビタミンC:69mg
食物繊維総量:2.5g

キウイの保存ポイント

低温で長期保存

キウイは、貯蔵性に優れ、収穫後、冷蔵庫で保存すれば3~4ヶ月ほどもちます。

未熟な場合は、りんごやバナナと一緒の袋に入れておくと、早く熟します。

理由は、下記のリンク先の途中にに書いています。
りんごの栄養と効果とは?りんごは皮が栄養満点!皮ごと食べよう!

キウイの品種

◆レイボーレッド

キウイ 栄養 効果 保存赤いグラデーションが美しい。
ごく早生で、酸味が少なく、高濃度。
時期:10月下旬~11月下旬
産地:静岡県

◆ゼスプリ・ゴールドキウイ

キウイ 栄養 効果 保存ゼスプリ社が育成した黄色系品種。
酸味が少ないので食べやすい。
国内では愛媛県と佐賀県でも栽培されています。
時期:
輸入:5月~8月
国産:11月~翌年1月
産地:ニュージーランド

◆香緑(こうりょく)

果実は円筒形で大きく、皮には産毛が多い。
酸味が少なく食味も良好。
時期:11月~翌年1月
産地:香川県

◆ベビーキウイ

キウイ 栄養 効果 保存輸入したサルナシの総称。
日本から持ち出されたものが逆輸入されています。
時期:
チリ産:2月~3月
アメリカ産:9月~10月

最後に

ニュージーランドの国鳥「キウイ」似ていることから命名されたキウイは女性に嬉しい健康効果も期待できるなど、こちらで紹介しましたとおり、スーパーフードと呼べるくらいすごい栄養素を秘めています。
これまであまり購入しなかったと言う方もこれを機会に是非食べてくださいね。
特に肉好きの方にはおすすめですよ。

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