うんちの色で健康状態がわかる?うんちしたら必ずチェックしよう!

うんち

健康なうんちは貴褐色

健康なうんちは腐敗もなく、酷い発酵もしていませんので、ニオイはほとんどありません。
輝く黄金色が非常に良いうんちなのですが、大人の場合ではちょっと満開を過ぎたひまわり色と言いましょうか・・・
もちろんうんちは生ものですので、出したすぐの色です。
時間が経過したら酸化されて黒ずんでいきます

うんち 色 健康 状態

健康なうんちはゆっくり水に沈む

健康なうんちには血がついたり、大量の粘膜が一緒に出たりはしません。
不消化便は脂肪が多く含まれ、泡も多いので水に浮いてしまいます。
あまりギュッと詰まったうんちは重すぎて、すぐさま水に沈みます。
ゆっくり沈むくらいが適当でしょう。

多くの方の勘違い

何日かの間隔で、メキメキと出る硬くて太い、卒業証書の筒みたいなものを良いうんち(立派なうんち)、だと思っている方がいます。
これは立派な(便秘のうんち)で、食生活などの改善が必要です。
ウサギのフンのようにポロポロしているうんちは、出すのにかなり時間がかかります。
こんな時、食事は、良く噛んで唾液を混ぜることを心がけましょう。
楽しく食事すれば唾液も多く出されます。
噛まずに飲み込む癖のある方や、歯が悪くて噛めない方、忙しくて噛む時間もない方は要注意です。
便秘を治すか下痢を治すかではなく、まずは食べ方をなおすことです。

ちょっと変わった色のうんち

うんちの色が普段と異なるとき

まれに変わった色のうんちが出る時があります。
これは体からのサインです。
うんちの色毎に紹介します。

黒褐色

肉、卵、チョコレートなどの食べ過ぎでしょう。
便秘をすればするほど、色は黒っぽくなってくるようです。

暗黒色

胃や十二指腸に潰瘍があって出血が増えると、
暗赤色から黒褐色になります。
胃ガンの表面からも出血するそうですが、
意外と少なく、見た目では変わりません。
もちろん、単に便秘だけの時のもあります。

鮮赤色

痔の出血の時は、ペーパーで拭いたときに血がついたり、うんちの表面に真っ赤な血がつきます。
時には縦縞模様になります。痛みはあったり、なかったりです。

灰色

胆汁の色素が減ってくると、次第に灰色がかってきます。
胆石がわいたり、膵臓の病気で時々こうなります。

緑色

赤ちゃんで、胆汁の色素が腸の細菌の具合で酸化されない場合、緑色の下痢便となります。
熱さえ出なければ、普通心配ないでしょう。

白色

胃や腸のレントゲン検査で、バリウムを使ったときになります。
バリウムは時間が経つと水分が吸収されてカチカチになります。
現在では、大腸検査鏡で検査しますので、心配はないでしょう。

ツートン・カラー

和式の水洗トイレでうんちの半分が水に浸かった場合、空気にさらされている部分は酸化されて黒っぽくなっていきます。
水の中の部分はそのままの色なので、きれいなツートンカラーになるでしょう(笑)

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