カビ対策大丈夫?部屋や浴室キッチンのカビはこれで万全!

カビ対策
カビ対策 部屋 浴室 キッチン

梅雨の時期や秋の長雨などカビが生えやすい時期の対策はやられていますか?
カビは、ちょっとでも油断していると、食品はもちろん、大切な部屋や家具、服や靴など、こんなところまで!?と思うような場所にも発生してしまいます。
カビが生えてから退治するのではもう手遅れ。
そこで、こちらではカビが好む環境を追求し、そのうえで部屋や浴室、キッチンなどの水回りのカビ対策のポイントをおさえてきちんと行動し、カビ知らずの気持ちいい生活を送りましょう♪

カビ発生スポット

水回り、閉めきった場所は要チェック!

カビが生えてしまうのにはとにかくそれ相応の理由があります。
そして、カビ対策には、その理由と、どのような場所にカビが生えやすいのかをチェックするのが第一歩です。
その特性さえつかめば、カビ対策の半分は達成行なえたも同然でしょう。

家の中で、カビが生えやすい場所と言うと、2大水回りの浴室とキッチンです。

カビ対策 部屋 浴室 キッチン

キッチンにカビが生えるのは、調理時に出る水蒸気で湿気がこもったり、後片付け後に水滴をつけたままにしていることが大きな要因になっています。
更に、食べ物のカスや油汚れ、水アカなどが付着すると、カビはどんどん繁殖します。
このような条件が揃った流しの下やシンク、床下収納庫、三角コーナーは、特にカビで汚染されることが多いので、留意が必要なポイントです。

一方で、浴室に関しては、換気を怠ることがカビを繁殖させる最大の原因です。
さらに、石けんカスや水アカをためるとカビにとって打ってつけの栄養源になります。
特にタイルの目地は、気を抜くとあっと言う間にカビが繁殖してしまいます。
その他に、水アカがつきやすい洗面台の蛇口のつけ根、湿気がこもる押し入れや下駄箱も、カビがよく発生する場所です。
だからこそ、こまめなチェックを欠かせません。

カビが好む環境

カビが好む環境は、温度20℃~30℃湿度80%で栄養と酸素があること。

カビは微生物の一種です。
カビの胞子は非常に小さいので見ることができませんが、いつも空中に浮遊していて、家の中のどこかにカビが好む環境があると、その場所にカビの胞子が付着し、発育を始めます。
これが、よく言うところの「カビが生えた」という状態です。

カビが好む4つの環境

1.温度が20℃~30℃であること。
ただし、5℃程度でも、40℃前後を好むカビも

2.湿度が高いほどカビにとっては好都合.
80%以上になると特にカビが生えやすくなります。
そのため、梅雨時期や秋の長雨の時期にカビの被害が多いのはそのため。

3.栄養源があること。
カビは、栄養素は、炭水化物を好みます。
さらに、たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミンと5大栄養素が揃うとカビはご機嫌です^^;

4.最後に酸素があること。

カビが生えると、見るからに気持ちが悪いだけでなく、アレルギーなどの病気となる原因になる危険性があります。
ですので、このようなカビが好む環境を極力取り除いて、カビ対策をすることを心掛けることが大切です。

部屋の中のカビ対策チェック


窓の閉めっぱなし、ホコリをためる。

じゅうたん
窓の閉めっぱなし、ホコリ、フケ、髪の毛などの汚れをためる。
食べこぼした物の付着

クローゼット(衣類)
クリーニングの袋をつけたまま収納。
食べこぼしや汁ジミがついている。

リビング

エアコン
フィルターの手入れをしない。

窓ガラス
ホコリや泥などの汚れをためる。
結露の放置。


窓の閉めっぱなし。
ホコリをためる。
結露の放置。

寝室
布団
こまめに干さない
ふけ、ホコリをためる。

ベッドの下
窓の閉めっぱなし。
ほこりをためる。

押し入れ
閉めっぱなし、荷物の詰め込みすぎ。
床面に直接布団を収納。
長期間布団を収納したまま。
起床後すぐ布団を収納。
ホコリをためる。

トイレ
換気しない。
汚れが付着。
ホコリをためる

浴室
壁・床
入浴後に換気しない。
窓の閉めっぱなし。
水アカ、石けんカスが付着。

天井
入浴後に換気しない。
窓の閉めっぱなし。
ホコリをためる。

洗面台
水滴を拭かない。
水アカ、石けんカスが付着。
ホコリをためる。

キッチン
シンク
油汚れ、食べ物カス、水アカが付着。

水切りカゴ
水アカが付着。

三角コーナー
生ゴミをためる。
油汚れ、水アカが付着。

流しの下
調理時に換気扇を回さない。
扉の閉めっぱなし。
床に油や液体調味料の液ダレが付着。
ホコリをためる。

床下収納庫
ホコリをためる。
扉の閉めっぱなし。

冷蔵庫
食べ物のカスが付着。
食品を汚れたまま入れる。

玄関
下駄箱
汚れがついたまま靴を収納。
脱いだばかりの靴を収納。
ホコリ、泥、砂をためる。
扉の閉めっぱなし。
靴墨が付着。


泥、砂が付着。
塗れたまま放置。
下駄箱にすぐ収納。

カビ対策

流しの下は、カビの宝庫です。
汚れだと思っていたら・・・、実は・・・カビ。なんてことも(>_<;)

キッチンは高温多湿になり易いうえ、カビの栄養素も豊富です。
カビが繁殖するのに好ましい要素が備わっています。

中でもカビが生えやすいのが、流しの下。
ここに置いた液体調味料のビンや油容器の液ダレは、カビの格好の栄養源になります。
液ダレの汚れだと思っていた黒い跡が実はカビだったということも。
また、ステンレスには本来カビは生えないものですが、シンクの中に油汚れや食べ物のカスなどがついていると、その汚れの上にカビが生えてきます。
このようにキッチンは想像以上にカビに汚染されています。
カビの栄養となる汚れをためず、いつも清潔に保つように気をつけましょう。

こまめな換気と水分を残さないことがカビ対策のポイント

カビ対策をするためには、なにより、こまめに換気して乾燥させることが大切です。
一日中、窓を閉め切った状態にしておくことで、室内に湿気がこもり、大切な家具、服や靴までもがカビの餌食となり、取り返しのつかないことになりかねません。

それでなくても、近年の住宅は冷暖房の効率をよくするために室内の機密性がよくなっていますので、湿度が上がり易くなっています。

朝、起床したら、窓を開けて空気の入れ換えをし、キッチンや浴室を利用する時は、必ず換気扇を回すなどを習慣づけましょう。
また、水を使用した時はそのままにしておかず、直ちに水分をふき取ることも重要なポイントです。
調理後のシンク回りはふきんできちんと拭いておくことや、浴室に水滴を残さないようにすることはもちろんのこと、窓ガラスや壁の結露にも注意が必要です。
カビは乾燥が最も苦手なので、この2点を毎日きちんと実行するだけでも、かなりカビ予防が出来ますよ♪

持ち運びが出来る除湿器でカビ対策!

気をつけていようともカビが生えやすいのであれば、持ち運びできる除湿器を利用してみるのも手。
室内の湿度が高ければ高いほど、カビにとっては好都合。
除湿器で湿度を下げれば、逆にカビが生えにくい環境を作れるわけです。

季節ごと天候ごとに除湿器を設置する場所を小まめに変えて、室内の湿気をシャットアウトすれば、効果は抜群。

特に冬場は、北側の壁や窓ガラスに結露が発生しやすので、このエリアを重点的に除湿すると良いでしょう。

言うまでもなく、浴室のカビ対策にも力を発揮しますよ^^

カビ対策には70%のアルコールが最も効果的!

カビ対策に一番有効なのはアルコール

確実な除菌効果が得られるうえ、安全性も高いので、食料品を扱うキッチン回りでも安心して使用でき、さらに値段も安い!

ただ、無水アルコールでは揮発性が高過ぎるので、濃度を70%に薄めてある、消毒用エタノールを利用。
霧吹きなどに入れてシュッと吹き付けたら後はササッと拭き取るだけです。
アルコールだと揮発するので後拭きもいらず手軽です。
拭き取る時にはペーパータオルを使用し、後はそのまま丸めて捨ててしまうのがおすすめ。
ぞうきんなどで拭き取ると、カビの胞子が布につき、それが飛び散ってまたカビが生えてくる危険があります。
もし、ぞうきんを使用した場合は、水洗いだけでなく、漂白剤やエタノールにつけて殺菌しておくことが必要ですので、面倒になります。
こうしてきちんとカビ対策やカビ退治をしても、また1ヶ月ぐらい経つと、またカビが生えてくることも。
ですので、少なくても月に1回は防カビ作業を継続して行なうようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
カビが好む環境と、カビ対策について紹介しました。

こまめにするのが面倒に感じるかも知れませんが、カビが生えてしまう方が後で大変な作業になってしまいますよ。
では、こまめにカビ対策頑張ってくださいね^^

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